旧日本軍性奴隷問題の解決を求める           全国同時企画・京都のブログ

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今年の呼びかけ文

私が日本軍性奴隷(いわゆる「慰安婦」) 問題の被害女性のお話を初めて聞いたのは、2004年12月。雨の寒い午後のことでした。生々しい一言一句は、アジア・太平洋地域の女性たちが その身をもって体験した戦争であり、生きていること自体が不思議に思えるほど残虐な日本軍の行為でした。誰に代わってもらうこともできなかった一人の少女の絶望に触れ、身体が震えました。

300人の日本兵が乗る船の中での「想像するだけで、悲しくて悔しくて汚らしい」という体験を、韓国在住の李容珠(イ・ヨンス)さんは話してくれました。フィリピンから来て下さったピラール・フリアスさんの顔には日本兵に斬りつけられた刀傷の他に、タバコの火を押しつけられた大きな火傷のあとが ぽっかり黒く残っていました。フィリピンで私を迎えてくれたおばあさんたちも、自分の目で見たことだけを静かに語ってくれました。

一人ひとりが抱えてきた、50年もの暗く重い沈黙と、声をあげても無視され続けてきた15年間は想像を絶します。訃報が入るたび、一人でも多くの被害女性が生きている間に、日本政府に誠実な謝罪をさせなければという思いが胸に突き上げてきます。全ての歴史教科書から「慰安婦」の記述が消え一年が経った今、都合の悪いものを「無かった」ことにする力はいよいよ強まっているようです。私は、一人でも多くの方と戦争の真実である彼女たちの存在を共有したい。生きている者が声をあげなければ、どのような酷いことでも歴史から消されてしまいます。そうして暴力は正当化され、いつまでも繰り返されていく…。
過去と向き合うことは、問題が解決された未来に歩み出すことではないかと思うのです。
証言を受けられる最後の世代である私たちにも、残された時間はありません。

今年は台湾から被害女性をお招きする準備を進めています。11月19日は阿媽(アマ:台湾語でおばあさん)に会いにいらして下さい。京都証言集会へのご参加とご協力を心よりお待ちしています。
                          (実行委員 i)

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