旧日本軍性奴隷問題の解決を求める           全国同時企画・京都のブログ

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台湾を知るための学習会

※この企画は終了しました。

植民地主義と向き合うために

11月6日(木)18:30-21:00
講師:駒込 武さん(京都大学教育学部教員、専攻は植民地教育史、東アジア近代史)
場所:京都大学文学部新館第一講義室 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/map.html
(市バス206号系統「京大正門前」下車,または京阪電車「出町柳駅」下車、東へ徒歩10分)
[資料代] 300円
[連絡先]090-8124-7752(アサイ)/welcomeharumoni@hotmail.com

植民地期の台湾と日本の関係が語られる時、「台湾の人たちは日本の統治に協力的だった」「台湾は親日的だ」といった言葉をよく聞きます。その言説は、植民地時代を生きた人の<経験>からだけではなく、現代の小林よしのり氏の『台湾論』などによっても再生産され続けています。
<「私の夫は南洋に兵隊にとられて帰ってきません」。その言葉を聴きながら、僕は、国民党による暴力と、それに先立つ日本人による暴力は、煙草売りの女性の人生において折り重なっているのだという思いに沈んだ。そして、ガイドの女性に「日本政府は南洋で亡くなった台湾の人びとに、きちんとした補償をしてきませんでしたね」と話しかけた。彼女は、本当にそうだ、ひどいことだ、と頷いた。しかし、彼女にとって、そのことと、「石原先生が来てくださったのよ」と話すことはおそらく矛盾しない。むしろ連続しているのだと思う。そうした感じ方を間違っているということは、できない。しかし、「三国人」発言に象徴される石原慎太郎の価値観を認めることも、もちろんできない。気づいてみれば、僕は、容易には出口の見えない<迷宮>の中に迷い込んでいるようだった。>
(駒込武「台湾史をめぐる旅 第1回<迷宮>の中へ」より)
台湾における日本の植民地支配を反日や親日、抵抗や協力などの二分法で捉えきることは難しいと思います。そういった中で、現代を生きる私たちに求められているのは、<事実>に誠実に耳を傾けながら、抵抗や協力の内実をきちんと考察していくことではないでしょうか。そして、<事実>が生まれた時代的背景を加味して、事実を歴史的に位置しなおすことも必要なのだと思います。
この勉強会では駒込武さんに、台湾近代の「ねじれ」について概説的に講義していただきます。京都実行委は、2年前の学習会以降、台湾の被害女性との交流や、台湾への訪問などを行ってきました。最初にそうした取り組みを写真をまじえて説明します。より深く台湾を知ることができたらいいな、と思っています。みなさまぜひお来し下さい。

講師紹介:駒込 武さん(1962年生)
主な著書・論文に、『植民地帝国日本の文化統合』(岩波書店,1996年)、
『日本の植民地支配―肯定・賛美論を検証する―』(岩波ブックレット,2001年、共著)、「自己肯定の「物語」を越えて」(東アジア文史哲ネットワーク編『<小林よしのり『台湾論』>を超えて―台湾への新しい視座―』作品社,2001年)、「台湾植民地支配と台湾人「慰安婦」」(Vaww-net Japan編『「慰安婦」・戦時性暴力の実態―日本・台湾・朝鮮編』緑風出版,2000年)。

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